RaspberryPi[27] Raspberry Pi Zero WH
mack0113ようやく Pi Zero WHが手に入りました。昨年の発売から品薄でなかなか適正価格では手に入らず、今回、KSYから2800円で買うことができました。それでもちょっと高いかも。
早速、OSのインストールをしました。既に多くのサイトでインストール方法方が載ってますので、それを参考にしてください。
OSのインストールはオフィシャルサイトのWindows版をダウンロードします。ダウンロードしたimager をインストールすると、
の画面が出るので、OSを選びます。Rasbery Pi OS (32-bitt) を選択します。次にマイクロSDが入っているストレージを選択します。その後、歯車マークをクリックすると初期設定をここですることができます。カスタマイズオプションは「いつも使う設定にする」を選びます。一通り、必要な設定をして保存します。Set hostname は初期値が raspberrypi.local になっています。USB接続する場合のHOST名になるので複数を設定する場合は個々に名称を変えてください。保存が終われば「書き込む」を押してしばらく待つとOSのインストールが終わります。
終わったら、一回、SDをPCから抜いて再度さします。そして、sshがつかるようにboot の下にssh という空ファイルと作って完成です。
SDをPIに刺して、PIのUSBとPCのUSBを接続します。PIを認識させるために、PCにドライバーが必要です。USB Ethernet/RNDIS Gadget とは、USBで接続されたデバイスを仮想的にネットワークデバイスとして認識させるためのドライバです。RNDIS.infを選択右クリックでインストールして再起動すれば、ssh でUSB経由でPIにアクセスできるようになります。
PowerShell を立ち上げて、
ssh pi@raspberrypi.localと打てばパスワードを聞いてくるので事前に設定したパスワードを入れればログインできます。同じように、putty でも TeraTermでもssh できます。Ethernet/RNDIS Gadgetは安定しないのか、よくつながらなくなります。そんな時は、もう一度、RNDIS.infをインストールして再起動すればつながることがあります。どちらにしても、WiFi経由で接続できる環境を早く作ったほうがよさそうです。
WiFiの設定も既にインストールイメージで書き込まれているので、ifconfig でIPを調べれば、WiFi経由でアクセスすることができます。
rspi-config のInterface option でVNCを有効にすればGUIでPIを弄れるようになります。
まあ、そのためには、IPを固定する必要がありますが。
WiFi経由でもおかしくなることはあるので、直接ログインする方法は確立しておいたほうがいいです。そのために、100均で売っているUSB－AとUSB－Bの変換コネクタが有用です。これで、直接キーボードを付けられるし、キーボードにHUBが付いていればマウスも使えます。私はこんな時のために、USB HUB付きのキーボードしか買いません。
MINI HDMIケーブルでモニターにつなぎます。USB-Bが二つありますが、真ん中のUSBとシルクされたコネクタがUSBとして機能します。もう一つは Pwrと書いてあるので電源入力専用のようです。ちなみに、USBポートからでも電源供給はできるようです。私はHUB付きキーボードなのでこれで済みましたが、USB HUBを刺したほうが色々便利かもしれません。
WiFiを固定IPにするためには、GUIのWiFiマークで固定にするとなぜかroute設定がおかしくなるので、/etc/dhcpcd.conf を下記のように編集したほうがいいです。（IPアドレスは環境に合わせて修正してください。）
# Example static IP configuration:
interface wlan0
static ip_address=192.168.1.21/24
#static ip6_address=fd51:42f8:caae:d92e::ff/64
static routers=192.168.1.1
static domain_name_servers=192.168.1.1 8.8.8.8
ちなみに、Chromeはなぜか[Chromium is not supporting on Raspberry Pi Zero W]とエラーで起動しません。OSをLegacy にすると起動するという情報あります。
SoftetherもRTKLIBも動いた。使える性能かどうかは今はわかりません。ケースがないので買うかな。
