Adventurer3 Pro[6] 密着

3Dプリンターには密着が重要と書きました

ASHATA 3dプリンタ テープ 3dプリンタ 耐熱テープ ブルーテープ 3Dプリンタ用定着テープ 160mm*30m を購入しました。アマゾンで4396円なので、決して安くありません。

使用した結果は微妙です。まず、最初の定着がいまいちです。馬鹿穴を作る場合、最初に外形を印刷しますが、その穴が乗らない。ヘッド高をよく調整して何とか描ける。一方、完成形はよく密着してくれるので反りは抑えられます。ただ、密着が良すぎるので、今度はテープが剥がれない。まあ、接地面積(造形物の大きさ)にもよりますが、試したのはほぼ限界サイズの140cmx140cm なので顕著に表れているのかもしれません。プレートからシートをはがしてから造形物からシートをはがすことになりますが、しっかり密着しているのでシートが破れて造形物についたままになります。これを剥がすために束子でゴシゴシとやっても奇麗になりません。Adventurer3 Proはガラスヘッドなので特異かもしれませんけど。

一方、一緒に買った「トンボ鉛筆 スティックのり PiT シワなしピット S」

を塗って印刷すると、ちゃんと馬鹿穴を奇麗に一層目から作ってくれます。多分、定着テープは表面がざらざらしているので、最初の一層目の印刷の時にフィラメントが移動によってザラザラに引っ掛かってしまうように見えます。ガラスプレートに糊を塗った場合は表面はつるつるしているので、この引っ掛かりがないのでしょう。どちらも一長一短なので、造形物によって使い分けるのがいいかもしれません。糊は早めに塗ると乾いてしまい交換が半減するようです。一旦、プレートを50℃に上げて、糊を塗りますが、印刷直前に塗るほうがいいです。